産後の睡眠障害②母子同室編
前回のお話ではサクラが低体重出生で
私の母乳のでも悪かったため、
理想としていた完全母乳育児を断念し
母乳ミルク混合育児がスタートしたことを書きました。
しかし私はやっぱり完母に憧れ
なんとか母乳量を増やそうと考えました。
母乳量を増やすためには赤ちゃんに何度も何度も
吸ってもらわなくてはいけません。
が!ここで最大の問題が
低体重出生児のサクラ、口が小さすぎて
乳輪を上手くくわえられません。
母乳をしっかり飲むためには口を大きく開けて
乳輪全体をしっかりくわえなければならなかったのですが
そもそも産まれたばかりの頃のサクラは
それ自体が出来ませんでした。
やむなくくわえるのを助ける
乳頭保護器を使用することにしました。
直接乳輪をくわえての授乳では無かったため
これもやはり母乳の増加スピードを
遅くしたかな~と思っています。
でもこの乳頭保護器には本当にお世話になりました!
直接授乳できるようになるまでの
生後2週間頃までしか使いませんでしたが
これが無かったら多分諦めて
完全ミルクになっていたことでしょう。
母子同室の間、ミルク育児の辛かった所は
3時間おきにしかミルクをあげられなかったという点です。
(ミルクは母乳に比べて消化しにくく、
赤ちゃんの胃に負担がかかるため。)
お腹が空いたり眠くて泣いたりしても
次の3時間が経過するまではくわえさせたり(でも出ない!)
ひたすら抱っこしてあやすしかありませんでした。
母子同室は旦那も泊まれたので
一緒にあやしてくれましたが、旦那は翌日も仕事があります。
やがて力尽きて途中で寝てしまうのですが
申し訳なくて代わって欲しいと
起こすことはできませんでした。
出産前なら当たり前のように寝ているはずの時間帯。
2時間近く泣き続けるサクラを
ひたすら抱っこして謝り続けました。
そして数年ぶりに涙が出ました。
続きます。